夏休みは8月まるまる休みじゃなくなってるのか
もうすぐ9月だけどもまだ8月。
しかし、すでに学校が始まっているというところが多いらしい、え、まだ8月ですけど?
8月30日、31日最後に夏休みに慌てて宿題をやり、親にも手伝ってもらうような、まるでサザエさんのカツオみたいな光景ってのは無いのですかね。
成人してからだいぶ経過してるのだけど、今思うことがあって。
小学生の夏休みに、宿題というのは必要なのかと。
自分が小学生のころ、6年間もちろん夏休みの宿題はあった。
漢字ドリル、計算ドリルを1冊まるまるやる事。
途中までは授業でやっていたのをまたやる羽目になり、尚且つ、最後のページまでやるっていう。
絵日記を書く事。
そんな毎日、毎日新たな発見とか無いよ?!って思った。でも書かないといけなかった。
絵を描き、工作をする。
なんで両方もやらないといけないのかと、今になって思う。
図工の授業で絵も工作もするのに、なぜに夏休み期間でもやらねばならない?
そして、読書感想文を書くこと。
これが1番難しかった。
普段、新聞や本を読まない人間が、いきなり本(もちろんマンガは不可、活字ばっかりで何ページ以上の本と決められていた)を読んで、その感想を書けというのはあまりにも苦行だと。
図書館で本を借りた記憶もあるが、語弊力の無かった私は感想とは言えない感想文を書いた記憶がある。
もうめんどくさいと思ったら本の後ろに書いてある、あとがきを丸々書き写したこともあったな。本当はダメだけど。
夏休みなのに、日々の宿題の何倍の量の課題を約40日間でやりましょうっていうのは、大人になった今となっては、不要な事ばっかりさせられてきたんだなって思う。
やるなら、ドリルだけでいいのでは。
漢字を読み、書くのは何歳になっても必要な知識。
計算もできないよりはできた方がいい。
けど絵日記とか、工作とか、絵を描くとか、読書感想文なんかはやりたい人がやればいいんじゃないのか。
今の小学生には、学校の他に塾や習い事をしてる人も居るだろう。
だから代行サービスなんてのが需要ありすぎる、むしろ学校よりも塾や習い事の方に集中させたいと親が思ってるんだろう。
親の自分では子供の課題をできない、だったら金払ってその年齢相応に課題をこなしてくれる方がいいんだろう。
私が子供の頃にもし代行サービスなんてものがあったらどうなっていたかな。
おそらく、自分の親は「身に付かないからやる意味が無い、自分でやりきりなさい」とでも言いそうだな。
まあ、そうなんだよ、結局自分の身につけた知識にならないと課題ってのは意味が無い。