カード会社の本音はこんな感じ。
どこのカード会社でも、所有権は発行してるカード会社にあるものです。
そして、そのカードを使っているユーザーは、所有者です。
私も最近まで無知だったのですが、クレジットカードはあくまで「貸してる」状態なのです。
だから、勝手に利用を止めようが、カードの所有資格が無いとカード会社が判断したのなら、勝手に解約をしたりもできます。
それを理由に文句を言ってくる顧客ももちろん居ます。
「なんで勝手止めるんだ」
「他のカード会社でも支払いは遅れてないのに、なんで解約させられるんだ」
「更新カードがそっち(会社)に戻っているなら、なぜ連絡をしてくれないんだ」
とかとか。
『こっちがカード貸してるのに、なんでそんな文句言われなきゃならんのだ』
というのが、発行会社の言い分ですよ、本音はね。
所有者本人に断り無くカードの利用を止めたり、解約したりできるのは、クレジットカードは会社のモノだから。 それだけです。
あとは、指定信用機関の情報に基づいて利用を止めたり解約したりしてる。
よく勘違いをしてる人多いのですが、カード会社がクレジットカードを返してくれと言われたら返す必要があります。
「これは私のカードなんだから返す必要は無い」という言い分は、通りません。
支払いが滞る事無くとも解約をさせられる要因としては、
『リボ払いで支払い期間が長い』
とか
『短期間でカードを何度も再発行している=何度もカードを紛失している』
あるいは
『クレジットカード入会したけど、一向に利用する気配が無く売上に貢献してくれる見込みが無い』
ってのが大半の要因。
特に年会費無料のカードで、他社との提携されてるカードであれば、ポイントだけ貯める為のカードとしての利用している。
カード会社はそんな顧客は必要無いのです。
ポイントだけ貯めても、何の利益にもならないから。
引越して住所が変更になった事をカード会社に知らせず、「郵便局へは転送届けを出してますから」という顧客が結構居るんだが。
基本的に転送届け出してても、クレジットカードは書留で送付するのが多いので、無駄です。
直接玄関口で本人へ手渡しするのが基本です。
書留ではなく、普通の郵便であれば新しい住所に届くと思います。
なので、引越ししたのなら自分から「住所変わりました」と申告するのが常識です。
「カードが会社に戻ってきたのなら、連絡してくれたらいいじゃん!!」
ていう人居るんですけど。
『いや、そんなのこっちが知った事では無いですし、1人や2人じゃ無いから、いちいち連絡なんてできないし時間無いよ。 そっちから連絡してこいよ』
ていうのが、カード会社の本音です。
個人情報にも関わる事なので、カードの契約者に連絡をしたいのに、何故かしつこく契約者以外の人間が「何の用件ですか?」と聞いてくる事もあり。
だいたいは、配偶者がしつこく聞いてきますね...。 「私(俺)、妻(旦那)ですけど?!」
『...( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン、わかってる。でもね、あんたに用は無いの、本人居るの?居ないの?居るなら代わってくんない?居ないならまた電話かけるからさー』
ってのが本音です。
あとは、配偶者だからといって夫もしくは妻のカードを使用する事も本当は禁止です。 第三者への貸出、譲渡はしてはならないのです。
明細を見たら知らない請求が来ていたので、カード会社に連絡をしてみたけど「家族の誰かが使ったという可能性はありませんか?」と聞いてくる事もあります。
もし、自分では無く家族の誰かが自分の知らない所でカードを使われていたら、その請求を取り下げる事はまず無いでしょう。
まったく知らない第三者に使われているのかもしれないといった場合、カード会社にもよりますが請求を取り下げてくれる事も可能性としてはあります。
まったく知らない第三者、家族、でも無い、見知った人(友人)にも使われていたなら、それも請求を取り下げる事は難しいかもしれません。
なので、クレジットカードの管理には注意しておくべきです。
毎日財布の中を確認する癖をつけておいた方がいいです。
クレジットカードを使ってる人は、自分のカード(所有物)ではなく、カードを借りてるんだと思ってください。
名前が変わる、住所が変わる、仕事が変わる、何かしらの変更があるなら、その都度発行会社に連絡をしてください。
前回にも書いたんですけど、書類書くなら丁寧な字で誰でも読める字で書いて送ってください。